【準備編】 避難

更新日:2021年05月27日

情報の種類と行動

防災気象情報は、平常時から災害発生の危険性が高まるにつれて発表・配信されます。常に最新の情報の入手・把握に努めることが重要です。
市が避難情報を発令する前でも、危険を感じたら自主的に避難してください。

警戒レベルと市が発令する避難情報
警戒レベル 市が発令する避難情報 皆さんがとるべき行動
5 緊急安全確保 すでに災害が発生している状況です。命を守る最善の行動をしてください。
4 避難指示 災害が発生するおそれが極めて高い状況です。速やかに避難してください。
指定避難所等までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や自宅内のより安全な場所に避難しましょう。
3 高齢者等避難 避難に時間を要する人(高齢者や障害のある人、乳幼児など)とその支援者は避難を開始しましょう。
その他の人も避難の準備をしましょう。
2 (なし) 避難に備え、ハザードマップ等により、最寄りの指定避難所等や避難経路を確認しましょう。
1 (なし) 災害への心構えを高めましょう。
警戒レベル相当と気象庁や県が発表する防災気象情報
警戒レベル相当 気象庁や県が発表する防災気象情報
警戒レベル5相当
  • はん濫発生情報
  • 大雨特別警報
警戒レベル4相当
  • はん濫危険情報
  • 土砂災害警戒情報
  • 土砂災害危険度情報「レベル3」
  • 危険度分布「極めて危険」または「非常に危険」
  • 高潮警報・特別警報
警戒レベル3相当
  • はん濫警戒情報
  • 大雨・洪水警報
  • 土砂災害危険度情報「レベル2」
  • 危険度分布「警戒」
  • 高潮注意報(警報に切り替える可能性が高い注意報)
警戒レベル2相当
  • はん濫注意情報
  • 大雨・洪水注意報(警報に切り替える可能性が高い注意報)
  • 高潮注意報
 
  • 警報級の大雨が降る予報

避難とは

「避難」は、災害から命を守るための行動です。従来の指定避難所等への避難だけでなく、家屋内に留まって安全を確保することも「避難行動」の一つです。避難行動の選択に先立ち、適切な情報を取得し、状況に応じて判断し、自分に合った避難行動を選択しましょう。また、夜間や激しい降雨時、道路冠水時などの危険な状況下では、立退き避難する事態をできるだけ避け、安全を確保することが必要です。

避難時の心がまえ

1. 状況に応じて、すばやく避難しましょう

市から情報が来る前でも、雨の 状況などから判断し、自宅のガスの元栓を閉じ、電気のブレーカーを落として避難しましょう。

2. 自分の住所、氏名、連絡先などを記載した防災メモを持ちましょう

特に高齢者や子どもは、事前にメモを用意し、身につけて避難しましょう。

3. 避難は徒歩で

車は、約30cmの浸水で走行困難になります。車での避難は避けましょう。

4. 持ち出し品は最小限に

リュックサックにまとめ、両手が自由に使えるようにしましょう。

5. 外出中の家族には連絡メモを残しましょう

「どこへ避難する」といったようなメモを残しておくと良いでしょう。

6. 集団で助け合いましょう

単独での行動は避け、近所の人たちと集団で決められた場所へ避難しましょう。

7. 安全なルートで

川べり、橋、地下歩道などはできるだけ避け、安全な広い道を選びましょう。

8. 避難所では係の人の指示に従いましょう

指定避難所等に着いたら、住所、氏名を報告しましょう。

要配慮者への支援

要配慮者とは、年齢や障がい、言葉の違いなどによって災害発生時の対応に何らかのハンデを負っている人々のことです。一般に高齢者や障がい者、乳幼児や妊産婦、日本語を十分に理解できない外国人などが該当します。地域で協力しあいながら、近所の高齢者、障がい者などの安否確認、指定避難所等への移動、避難生活を支援しましょう。

高齢者・病人

  • おんぶして安全な場所まで避難する
  • 複数の介助者で対応する

目の不自由な方

  • 声をかけ、情報を伝える
  • 誘導する場合は、つえを持った方の手には触れず、ひじのあたりを軽く持って、半歩手前をゆっくり歩く

体の不自由な方(車椅子)

  • 階段では2人以上が必要。上りは前向き、下りは後ろ向きにして移動する
  • 介助者が1人の場合、紐などを用意し、おんぶして避難する

耳の不自由な方

  • 話すときは、口をハッキリと開け、相手にわかりやすいようにする
  • 手話、筆談、身振りなどの方法で正確な情報を伝える

災害時の連絡方法

災害用伝言サービス
地震や洪水などの大災害発生時は、電話利用が爆発的に増加し、電話がつながりにくい状況が1日~数日間続くことがあります。このような場合は、「災害用伝言ダイヤル」・「災害用伝言板サービス」・「災害用ブロードバンド伝言板(web171)」が開設されます。

災害用伝言ダイヤルの録音・再生方法

災害用伝言ダイヤル

「171」をダイヤルし、ガイダンスに従ってください

このサービスは、大規模な災害が発生した場合、「声の伝言板」(安否確認)の役割をする電話サービスです。被災地内とその他の地域の人々との間などで、伝言の登録・再生をすることができます。毎月1日・15日、正月三が日、および防災週間・防災とボランティア週間においてお試し利用ができます。

災害用伝言紙板サービスの利用方法

災害用伝言板サービス

携帯電話を使って被災者は安否状況の伝言を登録し、外部の人がその伝言を確認できます。携帯電話のトップメニューから「災害用伝言板」を開き、伝言の登録・確認を行います。

災害用ブロードバンド伝言板(web171)

https://www.web171.jp/ にアクセスし、案内に従って操作してください

インターネットを利用して被災者の安否確認を行う伝言板です。伝言情報(文字、音声、画像)の登録・閲覧が可能です。

防災情報の入手先

市の指定避難所等、雨量や河川水位などの情報は、インターネットなどからも確認することができます。自ら情報を収集し、危険を感じたときには自主的に避難してください。

福津市ホームページ
https://www.city.fukutsu.lg.jp/

防災計画、ハザードマップなど防災に関する情報を提供

福岡県防災ホームページ
http://www.bousai.pref.fukuoka.jp/

災害による被害の防止や軽減などのために必要な気象情報などを提供

福岡県県土整備部砂防課ホームページ
http://www.sabo.pref.fukuoka.lg.jp/

土砂災害に関する情報や県内の雨量情報などを提供

国土交通省 川の防災情報
http://www.river.go.jp/

全国の雨量や水位、洪水予報に関する情報などを提供

気象庁
http://www.jma.go.jp/

全国の気象や災害、洪水予報に関する情報を提供

気象庁の洪水警報の危険度分布
https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html

中小河川の洪水害発生の危険度の高まりに関する情報を提供

福岡管区気象台
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/

気象に関する特別警報、警報、注意報を市町村ごとに発表

防災メール・まもるくん(福岡県防災情報メール通知サービス)
http://www.bousai.pref.fukuoka.jp/mamorukun/

安否確認をメールでお知らせできたり、避難所や災害拠点病院の施設情報が確認できます。

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