【準備編】 家族での備え
災害はいつどこで起きるか予想しがたいものです。いざというときの家族の行動、指定避難所等や避難方法、連絡方法などを日ごろから家族でよく話し合っておきましょう。その際、非常持ち出し品の点検も全員で行っておきましょう。
家族で話し合っておきたいこと
- 自宅の周りで、災害時に危険と思われる場所はどこか
- 自宅の被害対策(水道、電気、ガス、トイレ、ガラス飛散)
- 家の中ではどこが一番安全か(家具の少ないスペースはどこ?)
- 救急医薬品、住宅用火災報知器や消火器などを備えているか
- 幼児や高齢者の面倒は誰がみるのか
- 指定避難所等、避難経路を知っているか
- 避難するとき、誰が何を持ち出すのか、非常持ち出し袋はどこに置くか
- 家族間の連絡方法と最終的に出会う場所が分かっているか
- 昼の場合と夜の場合の役割分担をはっきり決めているか
- 地域(自主防災組織など)の防災活動に参加しているか
オリジナルマップの作成
家族で話し合ったことなどもふまえ、自宅から指定避難所等までの経路や危ない場所などを記載したオリジナルマップを作成し、家族で共有しておきましょう。
自宅
あなたの自宅を書き込みましょう。
指定避難所等
災害が起きたときに避難する場所をあらかじめチェックしておきましょう。
避難経路
指定避難所等までの経路を書き込みましょう。
危険な場所
川の近くなど、洪水時に危険となるような箇所には印をつけておいて、その道は通らないようにしましょう。
目印となる場所
避難経路上で目印となる箇所を書き込みましょう。特に曲がり角には分かりやすい目印を書き込みましょう。

地域での備え(自主防災組織)
自主防災組織への参加
大地震などで大規模災害が発生すると、火災の同時多発や建物崩壊、道路の寸断などで防災機関が十分に機能しなくなり、各地域の被災者、負傷者を助けることは困難となるため、近隣住民、地域ぐるみで一致協力して防災活動を行う「共助」が重要です。「自分たちの地域は自分たちで守る」という考えで隣近所が協力し、地域が一体となって防災活動を行う団が「自主防災組織」です。自主防災組織の行う訓練は、防災活動に関する知識や技術を学ぶよい機会です。ぜひ参加しましょう。なお、防災に関する資料や訓練の方法などについてのご相談は市防災安全課(電話 0940-43-8107)までお問い合わせください。
自主防災組織の活動
自主防災組織の活動には、災害に備えて被害の発生や拡大を未然に防止するため日常的に行う活動(平常時の活動)と、災害が発生した後に地域内で被害の発生や拡大を防止するために行う活動(災害発生時の活動)があります。
平常時の活動
防災意識の普及
講習会や訓練を通して防災についての正しい知識を身につけましょう。
地域内の防災環境の確認
災害時に備えて、指定避難所等や避難経路の把握、被害が発生しそうな箇所の確認を行いましょう。
防災資機材の点検・整備
消火活動、救出・救護、応急手当などに必要な防災資機材を点検・整備しましょう。
防災訓練の実施
日ごろから災害に備えて訓練を行い、防災活動に必要な知識・技術を習得しましょう。
避難計画の検討
配布されたハザードマップをふまえて避難計画を考えましょう。
要配慮者の把握
災害発生時の避難に支援を要する人(要配慮者)の把握に努めましょう。要配慮者本人からの同意を得て、平常時から消防機関や民生委員等の避難支援等関係者に情報提供し、災害時に支援が出来るようにしましょう。
災害発生時の活動
情報収集・伝達
災害に関する情報を収集し、市民のみなさんへ正しい情報を伝達します。
火災の消火
消火器などによる消火活動を行います。
避難誘導
市民の安否確認や避難誘導、指定避難所の開設などを行います。
救出・救護
被災者の救出・救護を行います。また、高齢者や障がい者などへの支援を行います。
要配慮者の避難支援
災害発生時に障がいの区分等に配慮し情報伝達を行います。また、避難行動要支援者名簿に基づいて避難支援を行います。
給食・給水
食料品や救護物質などを分配します。また、必要に応じて炊き出しや給水活動を行います。
防災講習会、防災訓練への参加
災害が発生したとき、私たちの体は思うように動かないものです。いざというときに落ち着いて的確に行動できるよう、日ごろから講習会や防災訓練に参加し、防災に関する知識・技術を身につけましょう。
このページの内容
福津市総合防災マップ【17~18ページ】 (PDFファイル: 677.3KB)
関連ページ
このページの作成部署
〒811-3293 福津市中央1丁目1番1号
市役所本館2階
電話番号:0940-43-8107
ファクス番号:0940-43-3168
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2020年06月11日