発見いっぱい!恋の浦サンポ
渡半島の西にある、岬にはさまれた砂浜「恋の浦」に、親子連れでのお散歩にぴったりな岩場があるのをご存知ですか?
白い砂浜に向かわず、右手の道路をしばらく進むと、歩きやすそうな平たい岩場が見えてきます。
その岩肌の上を、裸足で歩きまわる幼児や小学生の姿。
網とバケツを持って、潮だまりの生き物を観察している親子もいました。
潮だまりをのぞいて見ると……ヤドカリ、小魚、イソギンチャクと海辺の生き物でいっぱいです。
「見て、見て!こんなの見つけたよ」
子どもの指さす先を見ると、岩の中に丸太?!
見た目は木なのに触ると硬い、珪化木(けいかぼく)という化石でした。
このほか、岩肌が灰色がかった青からピンクへと変わる不思議な場所もあり、驚きの連続でした。
7~9月にかけて恋の浦で産卵するウミガメは、音や光に敏感なのだそうです。
砂浜に打ちあがったゴミにぶつかり、あわてて海へ逃げ帰ってしまうかもしれません。
親子で遊んだあとに「ウミガメさんのためにゴミは持ち帰ろうね」と、他の生き物への気づかいを伝えてみませんか。
市役所別館のうみがめ課では海岸清掃用のゴミ袋を無料配布しています。
県指定記念物でもある恋の浦の珪化木は、山火事か火砕流で焼かれ、土石流によって運ばれ堆積してできた。
対照的な色合わせの岩。その潮だまりは、ヤドカリやイソギンチャクなど海辺の生き物で大にぎわい!
南米の古代文明の絵文字みたいな模様の岩。
恋の浦の珪化木の写真 拡大画像 (JPEG: 757.9KB)
2色の岩の潮だまりに、ヤドカリやイソギンチャクなど海辺の生き物にが集まっている写真 拡大画像 (JPEG: 543.5KB)
古代文明の絵文字のような模様が入った岩の写真 拡大画像 (JPEG: 550.5KB)
投稿者: 本村真弓
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みんなのコメント
子供の頃に福間に住んでいた者です。冬には競馬場跡を走り、夏には、福間浜で泳ぎ、一文字の堤防で釣りをし、恋の浦でメノーを拾って遊んだものです。
2016年8月14日 10時4分 金光 顕勝
金光さま
コメントへのお返事が遅くなり、申し訳ありません。
子ども時代を福津で過ごされたとのこと。
冬・夏と季節ごとに場所をかえて元気に遊ぶ子どもたちの姿が目に浮かぶようでした。
貴重な思い出を書いてくださり、ありがとうございました。
2016年9月26日 16時19分 本村
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更新日:2020年02月28日