福津三十六景 07 津屋崎干潟

更新日:2023年04月01日

福津三十六景 07

津屋崎干潟(つやざきひがた)

津屋崎干潟に夕日が差し込んで水辺が赤く光っている写真

津屋崎漁港から1.5キロメートルほど内陸に入り込んだ入り江です。
塩田による干拓で現在の形になっていますが、江戸時代初期頃までは、勝浦のあんずの里近辺まで5キロメートル以上も入り込んでいました。
干潮時には広大な干潟が現れ、カブトガニや貝類、カニ類などの絶滅危惧種、希少生物が多数生息している「希少生物の楽園」です。渡り鳥も多く、全世界で約5000羽しかいないと言われているクロツラヘラサギも越冬に訪れます。
近くの水路の土手には、昔自生していたハマボウの植樹、栽培がボランティアの手によって続けられていて、約200メートルにわたって立派な群生地が形成されています。
昭和初期頃までは周辺に塩田があり、津屋崎の繁栄を支えました。現在も塩田当時の面影を残す煙突や「塩倉庫」と呼ばれる国の検査所跡などが残っています。

注意:干潟には本当に貴重な小さな生き物が住んでいます。興味本位で生態系を荒らさないようにお願いします。また、沿道からのゴミの投げ捨てなど絶対にしないでください。

ピックアップフォト

津屋崎干潟に夕日が差し込んで水辺が赤く光っている写真
花が咲いているハマボウの木がずらりと並んでいる写真
クロツラヘラサギが干潟で餌を探している写真

クロツラヘラサギ

大きなカブトガニを取ろうとしてる男の子の写真

カブトガニ

インフォメーション

津屋崎干潟

住所

福津市津屋崎干潟付近

アクセス

電車

JR福間駅下車、タクシーで約15分

バス

西鉄バス「津屋崎橋」からすぐ
ふくつミニバス「堅川入口」「末広東」からすぐ

県道502号線沿い

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