中学校通級指導教室
中学校通級指導教室とは
通級指導教室は、コミュニケーション、行動面、言語、特定の学習等につまづきや困り感のある生徒に対して、週1回程度、通常の学級とは異なる環境で支援を提供する場所です。生徒の課題及びその背景となる諸要因を的確に把握し、個々に応じた指導法を考え、生徒一人ひとりが主体的に自己の力を伸ばし、充実した家庭、学校、社会生活を送ることができるよう支援します。
具体的な方策
- 生徒の実情把握を的確に行うために在籍学級や家庭での様子など情報収集に努めます。
- 生徒の実態に応じた指導ができるように、個別の指導計画・個別の教育支援計画を作成します。
- 教育環境を整備するとともに、教材や教具の充実を図ります。
- 指導時間のはじめに生徒の話を聞き、学習や生活でのつまづきを把握し、解決に向かうように心がけます。
- 連絡帳の活用や保護者面談の時間を設け、在籍学級や家庭との連携を図ります。
中学校通級指導教室の概要
福間東中学校
1.名称
福間東中学校通級指導教室
2.所在地
福津市津丸663番地
3.連絡先
電話番号 0940-43-0770
ファクス 0940-42-7612
4.生徒数(令和6年4月時点)
3名
福間中学校
1.名称
福間中学校通級指導教室
2.所在地
福津市花見が丘2丁目10番1号
3.連絡先
電話番号 0940-42-1124
ファクス 0940-42-7606
4.生徒数(令和6年4月時点)
6名
津屋崎中学校
1.名称
津屋崎中学校通級指導教室
2.所在地
福津市津屋崎1丁目5番16号
3.連絡先
電話番号 0940-52-0056
ファクス 0940-52-4212
4.生徒数(令和6年4月時点)
6名
「通級による指導」とは
1.「通級による指導」の対象
中学校の通常の学級に在籍する生徒で、言葉の発達(聞く、話す、読む、書く、コミュニケーション能力)や行動面、情緒面に課題があり、その課題や状態の早期改善・克服のための指導が必要と思われる生徒で、教育支援委員会(就学相談)において「通級による指導が適切である」と判断された生徒が対象となります。
2.指導の形態
・在籍する学校長の承認を得た上で、指定された時間に通級指導を受けることになります。
・通級指導教室における指導時間は、週当たり2単位時間(50分×2)を基本としますが、生徒の実態に応じて回数や時間が異なる場合もあります。
3.指導内容
認知特性、障がい特性に応じた指導
- 学習体制づくり(姿勢の保持、指示を聞いて取り組む)
- 課題に集中する指導
- 不注意による間違いを少なくする指導(注意力を高める)
- 衝動性や多動性を抑える指導(行動調整力を高める)
将来の進路を見据えた指導
- 読み書き、計算等基礎学力の充実
- 認知特性に応じた学習方法の確立
- 語彙の拡充、言語による表現力の向上
- 学習習慣の定着
将来の社会性に必要なスキルの確立
- ルールやマナーを身につける指導
- 集団の一員として自覚や責任感を身につける指導
- 相手の表情や気持ちを読み取り、適切なコミュニケーションをとる指導
対象となる生徒には、上記の指導以外にも、個々の障がいの特性や実態に応じて柔軟に指導します。
中学校通級指導教室の年間指導計画
月 | 指導内容 | 備考 |
---|---|---|
4月 |
教室整備 |
始業式 |
5月 |
担任からの聞き取り 個別の支援計画の策定 |
入学の会 |
6月 |
開室 生徒面談 保護者面談(第1回) 1学期個別の指導計画 指導開始 |
|
7月 |
|
中間考査 |
8月 |
保護者面談(第2回) 1学期指導まとめ 2学期個別指導計画作成 |
終業式 始業式 |
9月 |
|
期末考査 体育祭 |
10月 |
|
文化発表会 |
11月 |
|
中間考査 |
12月 |
保護者面談(第3回) 2学期のまとめ 3学期個別の指導計画作成 |
三者面談 終業式 |
1月 |
|
始業式 |
2月 |
|
私立高校入試 期末考査 |
3月 |
保護者面談(第4回) 各学校特支コーディネーターや担任との面談 1年間のまとめ |
県立一般入試 卒業式 修了式 |
手続きについて
入室までのおおまかな流れは次の通りです。
- 保護者から、学校を通して教育委員会に就学相談の申し込みを行います。
- 就学相談を受けていただき、その結果を基に教育支援委員会にて入室の判断を行います。「通級判断」の場合に入室の申し込みが可能となります。
- 保護者から学校へ、学校から教育委員会に入室の申し込みを行います。
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更新日:2024年06月27日