建設地の安全性・整備方針

更新日:2023年09月22日

このページの内容は、令和4年12月に福津市教育委員会ホームページで公表した「新設校建設事業の現状について」から抜粋したものです。

建設予定地の安全性について

建設地は、手光今川水系の洪水浸水区域、高潮洪水浸水区域、ため池ハザードマップの浸水想定区域に指定されています。

校舎等の施設については、いずれの場合も想定される水深を上回るかさ上げ等を行うことで被災を免れることができると考えていますが、豪雨や高潮と違い事前に予測する出来ない地震が決壊の原因となるため池の決壊の場合は、登下校中を中心に児童が被災する可能性は否定できません。

この点に関しては、ため池の適正な管理の実施とハザードマップを活用した防災教育の徹底が重要と考えています。

地震については、校舎等の建物は、耐震基準により「震度6から7程度の地震を受けても倒壊しないこと」、「震度5強程度の地震を受けても軽微な損傷にとどけること」、と定められており、且つ、重要度係数2.類「大地震後、構造体の大きな補修をすることなく使用できること」、「人命の安全確保と機能確保を図ること」での建築が求められています。

校舎等の建物については、上記の基準を満たすように建築し、地震に対する安全性の確保を行います。

なお、建設地は津波による被害を受ける想定はありません。

想定区域

整備の方針

建設地は、洪水浸水想定区域・高潮浸水想定区域に指定されていることから、想定し得る最大規模の降雨等(年超過確立1/1,000の規模の降雨:24時間の総雨量1,103ミリメートル)においても校舎等の施設が被災することが無いようかさ上げ等を行うものとします。

なお、想定し得る最大規模の降雨を下回る雨量であっても、手光今川の計画規模の雨量を超える降雨があった場合は、周辺地域での浸水被害の発生も懸念されることから、校地内に雨水貯留機能を持たせ周辺地域の被害の軽減を図ることを目指します。

校地かさ上げのイメージ図(校舎北側の参考断面)

校地かさ上げのイメージ図(グラウンド北側の参考断面)

校地かさ上げのイメージ図(グラウンド北側の参考断面)

通学路の整備方針

校地の北側に歩道2.5mを含む幅員約9.5mの道路を建設するほか、主要な道路の整備を検討しています。

なお、開校前には市内の他の学校と同様に関係者による通学路の点検を行い通学路の安全確保のための整備を行います。また、開校後も、継続して児童の安全点検を実施していきます。

※なお、今後の事業の状況によって整備内容は変わる場合があります。

新設小学校道路整備事業 全体計画図

新設小学校道路整備事業 全体計画図

このページの作成部署Signature

教育部 教育総務課 学校建設準備係
〒811-3293 福津市中央1丁目1番1号
市役所別館2階
電話番号:0940-62-5092
ファクス番号:0940-43-9004

メールでのお問い合わせはこちら

より良いホームページにするために皆さんのご意見をお聞かせください
このページの内容は参考になりましたか
このページの内容は分かりやすいものでしたか

このページは探しやすかったですか