宗像地域近世の文藝研究会「(仮称)宗像地域江戸期の俳諧集の発行」

更新日:2024年02月08日

企画活動

企画名

「(仮称)宗像地域江戸期の俳諧集の発行」

企画内容

旧宗像郡において、江戸時代に編纂された俳句集8集等の翻刻(解読)を行い、また芭蕉塚その他を加えて「(仮称)宗像地域江戸期の俳諧集」として発刊します。

俳諧集の特色

当句集は下記の特色を持っています。

  1. 句は約3,000句です。大半が自然や花鳥諷詠を詠んだ句です。一部連歌があります。
  2. 句には俳人の住所が記載されています。当時の有力俳人をはじめ、全国各地(遠方は津軽、能登)から入集しています。また、市内(津丸、本木等)の俳人の句もあります。
  3. 「蓑生浜(みのうはま)」には福間海岸を中心とした地図が掲載されています。また、「筑紫貝」は名勝地(海の中道、桂潟等)を句に詠いこんでいます。
  4. 編纂者は当時の有力者で、福津市では井原家の祖先。
  5. 旧宗像郡内において発行された最も古い文芸集と思われます。

団体紹介

団体名

宗像地域近世の文藝研究会

代表者

的場 文彦

活動趣旨・目的

文化財の所有者および関係者は、文化財を公共のために大切に保存するとともに、できるだけこれを公開する等その文化的活用に努める必要があります。

本市においては、文化財の中で古文書は継続的に翻刻されてきましたが、それらが活用は十分ではないと思われます。今回、調査し存在が明らかになった江戸期の俳諧集については、一部を除いて、古文書のまま各地の図書館等に保存され、市民の目に留まることは無かったと言えます。

今回の句集の発行により、古文書等、歴史に興味を抱く市民や俳句を嗜む市民が増え、名勝地の観光案内に役立つことができれば、それが市の魅力アップにつながると考えています。

グループPR

グループの方は地域の歴史に長期携わってこられた方。本句集の発行にあたり、内容、発行方法、配布等活用方法について、検討を進めています。

また、近年テレビ等で俳句関係の番組が編成され、話題を集めています。当句集が、俳人の作句活動の参考となり、また俳句や歌などの文藝に興味を抱く人の増加につながれば、良いと思っています。

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