市長の部屋

更新日:2020年09月25日

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9月議会を終えて

9月1日から始まった福津市の9月議会。一般質問等で多くの議員が質問したのは、教育委員会といまだ調整つかず、予算案として議会に提案できない「学校新設問題」。つらい議会でした。
9月議会初日、福津市議6人で構成される常任委員会「総務文教委員会」の調査報告では、昨年12月16日の庁議決定には問題があるとの厳しい指摘が出されました。
1つに、「小中一貫としての5−4制」等の教育カリキュラム変更は、本来なら教育懇話会の諮問等を経て、法的に教育行政の独立を担保される「教育育委員会」で方針決定されたのち、庁議にてはかられる、というのが通常の流れです。しかし昨年8月来、教育部は、教育懇話会や教育委員会で話し合うことなく、庁議において市長である私の懸念に“答える”形で、「(竹尾緑地建設案は)さらさら譲るつもりもない」と、重い決断を迫り続けました。
2つに、新設校計画の策定は、本来ならば中長期的な視点に立って校区再編も考慮する「学校施設再配置基本方針」と連動させて行うことになっています。今回教育部は、この基本方針がない状態で、竹尾ありき、竹尾のみの新設校計画を進めました。
3つに、学校新設場所として複数の候補地を検討する必要があり、そのために莫大な予算を議会から承認されていた中での2019年6月7日、教育部はコンサル委託発注時の候補地選定作業において、「用地買収する期間や予算はない」「中央公民館敷地は関係者も多く、事業推進に時間がかかるため避けたい」として、実質、竹尾緑地だけの調査を依頼していました。
この件については議会一般質問で私もかなり責められましたが、まさかこんな調査依頼になっていようとは想像だにしておらず、まことに遺憾であり申し訳なく思います。

「総務文教委員会」調査報告

9月議会ではほかにも教育部と教育委員会に対し、毎年公開が義務付けられている「教育委員会の事務の管理及び執行状況に関する点検・評価報告書」を、福津市教育委員会は2017年度分しか公開していなかったこと。また、福間小、福間南小の増築が、文科省の小学校設置基準を大幅に超える形で進められてしまったことなどの指摘もありました。
これまで教育部が、必要なプロセスを踏まず、学校新設案をあたかも教育委員会案であるかのように提案し庁議決定を迫ってきたという事実に際し、なぜここまで、という思いは拭えません。市民の皆さまになんと説明していいか、市長として言葉に詰まります。もともと私が掲げ推進している、対話や市民参画がほぼ皆無に等しい状態で、丁寧なプロセスを教育部や教育委員会に認めさせることもなく、私は竹尾の地を学校建設地にすることに、庁議でいったん了承してしまいました。竹尾緑地上部に位置する巨大なため池など、様々な懸念事項を付記していたとはいえ、そのような決定をした自分自身に、忸怩たる怒り反省を覚えます。
9月20日より計4回、学校新設などに関する「市民意向調査」が始まっています。6月議会への予算上程はかなり難航し、20万円の予算案を議会で承認いただくにも、一部の議員さんがたに「法律違反」とまで言われて反対を受けた調査です。なんとか議会に承認いただき、教育長、教育部とともに進めさせていただくことになりました。無作為抽出で選ばれた市民の皆様からの貴重なご意見・ご提案を賜われることを、心待ちにしています。

議会常任委員会である「総務文教委員会」からの指摘を受け、教育委員会が竹尾学校新設という方針をどう扱うかの動向も注視しつつ、「市民意向調査」の報告もまとまる10月末には「総合教育会議」を招集し、教育委員さんと適地はどこか、解決を目指す所存でございます。

 

令和2年9月25日

福津市長  原崎智仁(直筆)

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