RSウイルス感染症について

更新日:2025年11月05日

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。RSウイルスは世界中に分布しており、何度も感染と発病を繰り返し、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の子どもが少なくとも1度は感染するとされています。

RSウイルスは、一般的に乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られていますが、高齢者や基礎疾患のある成人においても、肺炎などを引き起こすことがあります。

成人では感染しても軽い風邪のような症状で済むことが多いため、RSウイルス感染症であることを気づかずに感染を広げてしまう可能性があります。咳などの呼吸器症状があるときは、マスクを着用し、重症化しやすい方(高齢者、子ども等)との接触には注意してください。

主な症状

通常、RSウイルスに感染してから2~8日(典型的には4~6日間)の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。健康な成人はRSウイルスに感染しても軽症で、多くは風邪のような症状で自然軽快しますが、高齢者、喘息、心疾患などの慢性の基礎疾患がある人、免疫機能が低下している人は、肺炎などを引き起こし重症化する場合があります。
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感染経路について

RSウイルスは主に「接触感染」と「飛沫感染」で感染が広がります。

(接触感染)

感染している人との直接の接触や感染者が触れた物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、いす、おもちゃ、コップなど)を触った手指で目や鼻、口を触れたりすることで感染が広がります。

(飛沫感染)

RSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、あるいは会話などをした際に口から飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことにより感染します。

予防

(感染予防)

マスクの着用や手洗い、日常的に触れる物品のこまめな消毒など基本的な感染予防対策が重要です。

 

(予防接種)

RSウイルスワクチンの予防接種は、任意接種となります。接種を希望される場合は、かかりつけ医等にご相談してください。福津市ではワクチン接種費用等に対する助成は行っておりません。

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健康福祉部 いきいき健康課 健康づくり係

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