アイゴ

更新日:2023年12月27日

主な漁法

定置網、刺網

特徴

スズキ目アイゴ科に属する魚で、福津市では「バリ」という地方名で呼ばれることもあります。背びれと胸びれ、尻びれに毒のある棘を持ちます。熱帯から温帯域の沿岸に広く分布し、海水温の上昇と共に個体数が増えている魚と考えられています。アイゴは成魚になると海藻を好んで食べるため、数が増えすぎるとアイゴの食害により藻場が消失する「磯焼け」の原因となることが懸念されています。毒の棘を持ち肉が磯臭いというイメージにより敬遠されることもありますが、美味な魚で地域によっては珍重されます。福津市では1月から3月、10月から11月の刺網漁で、4月から6月の定置網で漁獲されています。漁獲されることは多い魚ですが、前述のイメージにより流通量も少なく、量販店などで見かける機会もあまりありませんが、市内の直売所で購入できます。直売所で売られているものは新鮮で毒針も除去されているため、安心して食べることができます。また、アイゴを積極的に食材として利用することで藻場の保全にもつながります。

食べ方

1年を通して大きく味は変わらないといわれていますが、冬になるとよりおいしく食べることができます。旨味が感じられる食べ方は刺身で、カルパッチョなどにしてもおいしく食べることができます。その他にも煮つけやみりん干し、一夜干し、から揚げなど、さまざまな調理法に合います。

アイゴ

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