アオリイカ
主な漁法
定置網、釣り
特徴
ヤリイカの仲間で、日本沿岸に生息するイカとしては大型になります。近年、研究が進み日本に生息しているアオリイカは3種類に分かれるとの説が提唱されています。アオリイカはグリシンなどの遊離アミノ酸が多く含まれるなど、甘みを感じる呈味成分に富み、食材としても高く評価されています。福津市では「ミズイカ」という地方名で呼ばれることもあり。春から夏にかけて漁獲され、直売所で販売されることもあります。アオリイカは春から夏が産卵期ですが、海藻に卵を産み付けるため、磯焼けによって藻場が消失すると産卵場所がなくなってしまいます。そのため、本種を守っていくためには藻場を保全していく必要があります。
食べ方
旬は春から夏です。刺身で食べると甘みや旨味を感じることができますが、天ぷらやイカリング、一夜干し、煮つけ、アヒージョなどさまざま料理で食べることができます。
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更新日：2023年12月27日