「豊村酒造旧醸造場施設」が国の重要文化財に指定されました

更新日:2024年01月19日

近代に隆盛した日本酒製造会社の大規模醸造施設群

豊村酒造の建造物については令和5年11月24日の国の文化審議会(会長:佐藤信)にて重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申されていたところでしたが、1月19日付の官報告示により「豊村酒造旧醸造場施設」として国の重要文化財に指定されました。有形文化財(建造物)の重要文化財指定は福津市において初めてのことです。

豊村酒造旧醸造場施設 主屋外観
豊村酒造旧醸造場施設 仕込庫

豊村酒造旧醸造場施設は、明治期に福岡県下で最大級の醸造量を誇った日本酒醸造施設群であり、かつ明治から大正にかけて整備された一連の施設がよく残されており酒造の工程を知ることができる点で貴重です。

また、主屋は福岡市近郊の町家遺構の中で最大級の規模をもち、取次を吹き放ちとして二階に高欄を廻す点、土間に曲がった丸太を縦横に何段も重ねた梁組を見せる点等、福岡市周辺の町家にみられる特徴をよく残していることも重要です。

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