令和2年3月15日 市長ダイアリー

   平成30年12月20日、「福津市立学校通学区域審議会」は、福津市立小中学校の通学区域のあり方について、市教育委員会教育長に下記の「答申」を出しました。
   「中略、小中一貫型の学校新設をぜひ進めていただきたい。しかし、これは最も時間がかかる長期的な方法であり、過大校対応が待ったなしの状況に鑑みると、新設校完成までの数年間の対応も並行して取り組む必要がある。中略、」
   本答申を受け、今年度市では、教育コンサルタントと契約を結び、小中学校建設候補地の選定や給食センターの開設、学校施設長寿命化などの専門調査をお願いして、調査、協議を重ねています。
   何より私が最も心配し、解決に向けて最優先でとるべき施策とは「中学校に先行し激増する福間小学校と福間南小学校児童の教育環境を是正すること」であると強く思います。両小学校の児童にせめて思いっきり走って遊べるような運動場を一日も早く確保してあげねば、と心からそう思います。
   両大規模小学校では、先生方による連携のとれたご尽力にて、創意工夫ある大規模校ならではの学校運営が実現され、本当に感謝しています。しかし、小規模校の利点も生かし落ち着いた対応がとれる学校にも児童が通えるような取り組み等も急務ではないかと思います。
ふるさとや国、世界の未来を担う本市で育つ子どもたちの、健やかな成長を願われる保護者の皆さん、地域の皆さん、そして先生方と、心を一つに進めてまいる決意にて、何卒ご理解ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。