令和元年7月15日 市長ダイアリー

   先日、福岡国際会議場で開催された大きなイベントで、県内60市町村から選ばれ、福津市を紹介する大変有り難い機会をいただきました。地方創生をテーマに、住みよさランキングの評価や、人口増加に甘んじず、今こそ持続可能なまちづくりとは何なのかと、全国の都市が抱える課題を念頭に、本市ならではの課題も例に話をさせていただきました。
   まちが「崩壊」の危機に瀕する最大の要因は、助け合いの地域コミュニティが成り立たなくなってくることである、とよくいわれます。
   市内外に福津の良さを発信し、市民力をさらに引き出していくことによって、世代がつながる地域コミュニティを再生、推進していきたい、こうしたまちづくりは、自然環境、農水産物、観光資源に恵まれ、人口も増加している福津市だからこそできることであり、目指すべきことであると私は思っています。
   6月議会で最も多かった市議会からのご関心とご提案は、市内の公共交通施策に関することでした。地域の再生と活性化につながる公共交通を実現させるために、地域力、市民力に支えていただきながら、生活利便施設へのアクセス向上や、観光に寄与する持続可能な公共交通の構築を検討してまいる所存です。