令和2年9月7日 市長ダイアリー

福津市民の皆様

大型で強い勢力の台風10号が、九州を過ぎました。「過去最大級」とも報じられたこの台風に、不安で眠れなかった方もいらっしゃったのではないでしょうか。

今回福津市では5カ所の避難所を開設し、市民の皆様の安全確保に務めて参りました。想定を大きく上回る数の方々に利用していただきましたが（昨夜、避難所で過ごされた方は、本日の午前6時時点で、313世帯699人）、コロナ禍ということもあって、皆様にはさまざまなご不便、ご迷惑をおかけしたこともあるかもしれません。

福津市内の被害状況については、本市職員や消防団員の方々により、再度、施設をはじめ、道路等確認中ですが、人的被害、そして大きな被害報告は、幸い、今のところはございません。自治会長さんや市民の皆様の中には、一人暮らしの高齢者の家々を回っていただいた方もいらっしゃると聞いています。家や公共施設の窓ガラスにダンボールやガムテープを貼り付けたり、台風の間は外出を控えたりと、一人ひとりのご協力も感じています。幸いなことに福津市では特に大きな被害につながりませんでしたことは、市民の皆様一人ひとりのご協力の賜物だと心から感謝申し上げます。

暴風警報が解除され、避難勧告も解除されましたが、今度は吹き返しの風と大雨への警戒が呼びかけられており、予断は許しません。できるだけ不要不急の外出は避け、可能な限り安全な場所でゆっくりお過ごしください。

皆様が安心してこの季節を経過できるよう、市として精一杯対応に当たらせていただこうと思いますので、何かお気づきの点などありましたらお伝えいただければと思っています。今後とも皆様のご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。