津屋崎古墳群

更新日:2024年02月01日

津屋崎古墳群とは

 玄界灘に面した福津市北部に広がる丘陵及び台地上に、宗像地域を治めていた地方豪族、宗像氏(ムナカタ)氏が築いた大型古墳が、南北8km、東西2kmの範囲に分布していおり、その規模・集中度から九州北部における代表的な古墳群です。

 津屋崎古墳群は、複数の古墳群で構成され、前方後円墳が16基、円墳が43基、方墳が1基の総数60基が現存しており、これらを総称して「津屋崎古墳群」と呼んでいます。

 

津屋崎古墳群を構成する古墳

  • 勝浦原(かつうらたかはら)古墳群    ※「高」の文字は、はしご高が正しい
  • 勝浦古墳群
  • 新原・奴山(しんばる・ぬやま)古墳群
  • 生家大塚(ゆくえおおつか)古墳
  • 大石岡ノ谷(おおいしおかのたに)古墳群
  • 須多田(すだた)古墳群
  • 宮司(みやじ)古墳群
  • 手光湯ノ浦(てびかゆのうら)古墳群
  • 手光波切不動(てびかなみきりふどう)古墳

 

宗像氏について

 古墳群を造った宗像氏は、宗像地域を本拠地として海人たちを束ねた豪族と考えられています。

 航海技術に長けたであろう宗像氏は、ヤマト王権が海を介して行った中国大陸・朝鮮半島との対外交渉において、航路の水先案内や船舶等の提供を行っていたと考えられます。

 また、玄界灘に浮かぶ孤島「沖ノ島」で行われていた、航海の安全と対外交渉の成就を祈る国家的規模の祭祀に関わり、中央政権と密接な関係を持つ地方豪族として繁栄しました。

 

上空から見た津屋崎古墳群

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