教育支援センターひだまり／福津市

教育支援センター「ひだまり」の概要

1.名称

福津市教育支援センター「ひだまり」

2.所在地

福津市津屋崎1丁目11番30号

3.連絡先

電話及びファクス 0940-52-1325

4.スタッフ

センター長1名、指導員2名

5.教室数

学習室とプレイルーム各1部屋

6.設置年月日

平成17年9月26日

福津市教育支援センターとは

学校に行きたいんだけど行くことができない。学校になじめない。さまざまな理由で学校に行くことができない子どもたちがいます。

何らかの理由によで学校に登校できない小中学生を対象に、一人ひとりの子どもに応じた指導や体験活動を行うことにより、社会的自立を図ることを目的として、教育支援センター「ひだまり」を開設しています。

ここでは、教科の学習やいろいろな体験活動を行い、その中で子どもたちに大きく次の二つの力を育みます。

人とのふれあいや体験活動等で身につく、周りの人との接し方やかかわり方
ドリルや学習プリントに繰り返し取り組む中で身につく、国語や算数（数学）などの基礎的な学力

指導・支援にあたっては、在籍校、保護者、さらには他の専門機関と連絡をこまめに取りながらすすめていきます。

子どもたちが自信と勇気を持ち、その結果学校に行くことができるよう指導・支援していきたいと考えています。

開設について

開設日は、毎年度4月第4木曜日から福津市立学校の修了式前後までとなっています。（土曜日、日曜日、祝日を除く）

月曜日から金曜日までの5日間、午前8時30分から午後5時の間にスタッフが常駐しています。活動時間は午前10時25分から午後2時30分までですが、まずは児童生徒自身のペースで来室してもらい、少しずつ規則的な生活に近づけていくようにしています。

なお、通室した日は、在籍する学校長の判断の下「出席」として認められます。

具体的な活動内容

個人のペースに合わせて学習や体験活動を行っていただきます。

国語や算数（数学）、英語（月2回程度のALT活用）等の学習
校外活動や制作活動、スポーツ等の体験活動

通常は、次のような日課表に沿って学習、生活を行っていただきます。

教育支援センターにおける日課表
8:30～10:00	通室、自主活動
10:00～10:25	朝の活動
10:25～12:00	学習活動1
12:00～13:30	昼休み
13:30～14:30	学習・活動2
14:30～14:45	掃除、帰りの活動

朝の活動は、あいさつや健康観察、一日の生活予定の確認等を行います。

学習は2回に分けて行います。基本的には、学校で使用する教科書やドリルを使って子ども一人ひとりのペースや状況に応じて進めます。また、運動や絵を描く活動等も行います。

最後は、協力して掃除を行い、帰りの活動では一日の出来事をふりかえって感想を紹介し合います。

いつ、どのような体験を行うかについては、月ごとに計画を立て、保護者にお知らせしています。

指導者について

普段の教室生活においては、指導員が学習や生活の指導・支援にあたります。

また、必要に応じて地域の方などをお呼びして指導していただくこともあります。

これらの指導者と保護者、在籍する学校、そして教育委員会が定期的あるいは必要に応じて連絡、相談をこまかく行いながら、一人ひとりの子どもたちの自立につながるよう、指導・支援を行っています。

手続について

入室までのおおまかな流れは次の通りです。

1．まず、保護者が学校（担任）にご相談ください

保護者からの相談を受けて、学校が教育支援センターに相談します。

体験入室の日時等を、在籍する学校長から保護者へ連絡します。

10日前後の体験入室を通して、教育支援センターの雰囲気や学習活動等を体感していただきます。

2.入室を希望する場合は、入室申請書を学校に提出してください

体験入室の結果、入室を希望する場合は、入室願を学校に提出します。

入室願の様式は、各学校に用意しています。

学校と教育支援センターで情報交換を行います。

3.在籍校の校長及び保護者に対して入室を認める通知を行います

申し込みを受けて、学校・教育支援センター・教育委員会で入室について協議し、必要に応じて保護者等の面談を行います。

入室を認める場合は、学校及び保護者に通知を行います。

通室状況は、在籍する学校長に報告を行います。

※在室期間は、入室した年度の年度末までとなり、次年度も入室を希望する場合は、あらためて入室の手続きが必要となります

教育支援センターひだまり