2013年9月1日号

広報ふくつ9月1日号

わが家の愛犬「クー」は、ラブラドール犬なので本来なら優しくておとなしい性格を持っているはずですが…。私たちの育て方が悪く、盲導犬になれる犬が「どう猛犬」になってしまいました。人や犬たちとの触れ合いが必要な子犬の時期に、家族としか関わらせずに育てたことがいけなかったようです。
散歩では、私を引っ張り先に行きます。「引っ張るな!!」と何度も言い聞かせますが、全く効果なし。散歩の途中で人や犬を見掛けると飛び掛かりそうで、いつも避けて散歩をしていました。しかし避けることができない事態発生。何となくク―と相性が悪そうな犬を発見しましたが、道幅が広いので反対側でその犬が通り過ぎるのを待てば大丈夫と思い、お座りをして待っていたその時、急にその犬に向かって飛び掛かって…。急な動きに対応が取れず、私は転んで道路に引きずられながら、人や犬を噛んでけがをさせてはいけないと必死の思いで、ひもを握り締めていました。本当に何事もなく無事で良かったです。その時の飼い主のかたとワンちゃん本当にごめんなさい。
こんな犬ですが、わが家の宝ものです。望んで飼った犬です。犬には責任はありません。そんな犬に育てた私たちが悪いのです。現在、犬のしつけ方教室に通っています。誰からもかわいがってもらえる犬になるよう育て直します。
9月20日から26日は動物愛護週間です。動物を愛し、人間と動物の絆についてこの機会に考えてみませんか。永島