2011年3月15日号

 郷育カレッジで方言に関する講座がありました。福岡、福津・宗像地域の方言のお話は人気講座の一つです。生まれ育った地域の言葉は、体に染み付いているものだと感じました。実際、私の母は筑後地方の出身で、山口県に移り住んで30年以上になりますが、今でも会話は「ちっご弁」です。友達の母親と話す時も「ちっご弁」丸出しで、当時は子供心に恥ずかしいと思っていました。母に尋ねると「九州の言葉は根強いから抜けないのよ」と理解不能な返答でしたが、その真偽は分かりません。ただ、自分が生まれ育った故郷の言葉に誇りを持っているのだろうと今では思うようになりました。
それにしても、「ちっご弁」を30年以上にわたって、すぐ横で聞かされ続けていながら、揺るがない山口弁を話し続けている父もすごいなと思いました。
波多野

 次女は、最近文字が書けるようになったことがうれしいようで、幼稚園でよく手紙を書いてきます。
「ままうちにかっエったらせわしてあげる（ママ、家に帰ったら世話してあげる）」「きょうまましごとがんばったよ」と、母親には、ねぎらいの手紙なのですが、私には「谷口さんパパきんようびほごしゃかい（金曜日保護者会）」と連絡事項。子どもの成長はうれしいのですが、複雑な心境です…。
谷口

2018年4月から、各自治体の広報紙を閲覧できる無料アプリ「マチイロ」で「広報ふくつ」の配信を始めました。スマートフォンなどでアプリをダウンロードして「広報ふくつ」を登録すると、発行日にお知らせ通知が届きます。

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