2011年10月1日号

 最近読んだ本は「人生がときめく片づけの魔法」（近藤 麻理恵著 サンマーク出版）です。
 その物に「ときめくか、ときめかないか」で捨てるか捨てないかを決めるという斬新な考え方です。さっそく実践。
 服、本、小物と物の分類ごとに捨てるか捨てないかを決めていきます。押し入れ、タンス、引き出し、本棚の物を全部床に並べて、一つ一つ手に取って「ときめくか、ときめかないか」を自分の心に聞いていきます。
 6畳の部屋からは、ラジコン、本、CD、キーホルダー、手紙などいろんな物が出てきました。手に入れた当時は輝いていた物も、今やほとんどがときめきません。「必要のない物をたくさん持ち続けていたな」そんなことに気付かされました。
 これまで家具や食器などの生活品は、できるだけ安い物を買っていました。しかし「ときめく物や必要な物だけに囲まれた生活」ということを軸に考えた時、毎日愛用するものは、職人が心を込めて作った物の方が断然いいでしょう。日本の職人が作った家具などは、値段は張りますが、3世代先まで大切に使うと考えるならば、それは安いのかもしれません。
藤野

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