2013年8月15日号

更新日:2020年02月26日

広報ふくつおしらせ版8月15日号表紙

2013年8月15日号

広報ふくつおしらせ版8月15日号

 4月、日本ミツバチの飼育をしたくて巣箱を設置しました。残念ながら群れを捕まえることはできませんでした。来年は成功させようと思い、日本ミツバチの研究を始めました。面白いことが分かってきました。
 日本ミツバチと友達になれるということです。日本ミツバチ研究家の久志 富士男さんの著書によると、『日本ミツバチは知能が高く個人を識別できる。日本ミツバチとは友達になることができ、友達になった人を刺すことはない』ということです。
 先日、ベンチに座って本を読んでいたときのことです。1匹の日本ミツバチが私の周りを、静かに飛び回っていました。危害を加えない人間であることを感じ取ったのか、ミツバチは私の手に止まって、肌を舐め始めたのです。友達になれたようで、うれしい出来事でした。
 現在ミツバチを取り巻く情勢は極めて厳しくなっています。2009年、久志さんの飼っていたミツバチのほとんどが消滅しました。110群飼っていたミツバチが3群になったのです。ネオニコチノイド系農薬が原因だと言われています。ヨーロッパでもミツバチの大量死が発生、この農薬が規制の対象となりました。ヨーロッパ諸国が対策を進める一方、日本ではネオニコチノイド系農薬への対策は遅れています。
 このタイプの農薬を使い続ければ、ミツバチは絶滅するかもしれません。果物や野菜など、植物の受粉を助けているのはミツバチです。ミツバチがいなくなれば、植物は、実を付けず、姿を消すことになるでしょう。
 アインシュタインは、「もしミツバチが地球上からいなくなれば、人間は4年以上生きられない」と予言しています。ミツバチを守るということは、植物を守り、私たちの生活を守ることにつながるのです。
藤野

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